こんにちは、青山です。
今回はストーミーマンディ(著:牧村泉)のレビューとなります。
「ストーミーマンディ」のあらすじ
「今日の出来事」
その一言から始まる、見知らぬ男からの悪戯電話。
話の中身はいつも同じで、毎日の日付を述べた後、その日の出来事を紹介する。
しかし、「それから、倉田さん。倉田諒子さん。お誕生日おめでとう」と言われ、それがただの悪戯電話ではないことに気付く。
だが、倉田諒子は気味悪がったりしない。それほどまでに彼女の心は荒んでいたからだ。
いっときの清涼剤を求めるように家出少女を泊めた時から、抑揚のない人生に嵐が吹き荒れる。