牧村泉/ストーミーマンディ

こんにちは、青山です。
今回はストーミーマンディ(著:牧村泉)のレビューとなります。


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「ストーミーマンディ」のあらすじ

「今日の出来事」
その一言から始まる、見知らぬ男からの悪戯電話。
話の中身はいつも同じで、毎日の日付を述べた後、その日の出来事を紹介する。
しかし、「それから、倉田さん。倉田諒子さん。お誕生日おめでとう」と言われ、それがただの悪戯電話ではないことに気付く。
だが、倉田諒子は気味悪がったりしない。それほどまでに彼女の心は荒んでいたからだ。
いっときの清涼剤を求めるように家出少女を泊めた時から、抑揚のない人生に嵐が吹き荒れる。

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福澤徹三/侠飯(おとこめし)

こんにちは、青山です。
今回は侠飯(著:福澤徹三)のレビューとなります。


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「侠飯(おとこめし)」のあらすじ

偏差値四十ちょっとのFランクに近い大学の四年生・若水良太は、就職活動がうまくいかず、自信を失っていた。
大手の会社はエントリーシートの段階で落とされ、ランクを下げても書類選考すら通らず、面接にこぎつけた十社も不採用。
ストレスのせいで腹が減ると胃が痛くなる。しかし、食べねばならない。
家には腹の足しになるものがないのでコンビニへ行くのだが、そこで若水は作業着姿の二人の男が人間の形をした大きな細長い荷物をハイエースの後部座席に積もうとしている場面へ出くわす。
そこから始まるヤクザ達の銃撃戦に巻き込まれ、行き掛かり上、組長の柳刃竜一を部屋にかくまうことになり、何故かキッチンを占領されてしまい……

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真保裕一/ホワイトアウト

こんにちは、青山です。
今回はホワイトアウト(著:真保裕一)のレビューとなります。


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「ホワイトアウト」のあらすじ

電力所の所員である富樫輝男は雪深い山奥で日本最大量の貯水量を誇るダムを管理していた。
ある日、裏の山で遭難した登山者がいるという連絡を受け、親友の吉岡和志とともに救助へ向かうが、遭難者を救助できたものの、富樫の過失で吉岡は命を落としてしまう。
友を死なせてしまった後悔の念を引きずったまま三ケ月が過ぎた頃、事件は起きた。
ダムが、とある武装グループによって占拠されてしまったのだ。
人質となっている麓の住民と同僚、そして吉岡の婚約者だった女性を救うため、一般市民でしかない富樫は勇気を奮い、巨悪に立ち向かう。

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内藤了/ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

こんにちは、青山です。
今回はON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子(著:内藤了)のレビューとなります。


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「ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」のあらすじ

刑事組織犯罪対策課の新人刑事、藤堂比奈子は、今日も実務や書類整理に忙殺されていた。
“髀肉の嘆をかこつ”(注1)日々を送っていたが、とある性犯罪者の奇妙で凄惨な自殺体が、彼女の生活を一変させる。
最初の事件を皮切りに続く、犯罪者たちの自死。彼らはかつて、自分が行った殺人と同じ手口で自らの命を絶っている。
ただの自殺か、自殺に見せかけた殺人か……後者だとしたら犯人の目的は?
新感覚ホラーミステリー、開幕。

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霧舎巧/ドッペルゲンガー宮≪あかずの扉≫研究会流氷館へ

こんにちは、青山です。
今回はドッペルゲンガー宮≪あかずの扉≫研究会流氷館へ(著:霧舎巧)のレビューとなります。


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「ドッペルゲンガー宮≪あかずの扉≫研究会流氷館へ」のあらすじ

事情があって二年遅れて高校を卒業し、二十歳で大学新入生となった二本松翔は、≪あかずの扉≫研究会というサークルに入会した。会長の後動悟が卒業論文の資料を集める目的で設立されたサークルであるが、その過程で幽霊話や猟奇事件に出くわすこともしばしば。そんな≪あかずの扉≫研究会に、ある高校の教諭から依頼が舞い込んで……。
巨大な洋館、流氷館を舞台に繰り広げられる惨劇に、≪あかずの扉≫研究会のメンバーが挑む。

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