ミミッキング

こんにちは、青山です。

以前、サイレント・ヴォイスをレビューした時にも話した通り、私って心理学が好きなんですよね。

皆さんも心理学が好きでしょう?
というか、心理学に興味がないって人、いないんじゃないかな。

私が通っていた大学の心理学の講義なんか、人気すぎて部屋に人が溢れかえってましたしね。
私も受講したかったけど、抽選でハズレたから、しかたなく哲学の講義を受けた記憶があります。
悔しかったなぁ。

でも、哲学も思いのほか面白かったから結果オーライですけどね。
哲学については後日、語っていきましょうか。
では、本題に入りましょう。

記念すべき第一回目の講座で取り上げるのは、“ミミッキング”です。
「ん? 耳の王様?」
と思った方、ギャグのセンスが私と同レベルですね(笑)。

あなたも私も、公共の場では、ギャグを思いついても絶対に言ってはいけません。
確実にスベるのでね(笑)。

と、笑えない冗談はさておき、ミミッキングっていうのは“マネする”という意味です。
マネるとか似せるとか擬態とかいう意味の“ミミック”っていう言葉にingがついているんですね。

ミミックといえば、ドラゴンクエストなんかに登場する、宝箱に似た外見のモンスターじゃないですか?
あれはつまり、宝箱に“擬態した”モンスターだからミミックって名前なんですね(へ~、へ~、へ~・・・3へ~ってとこだな)。

「ミミッキングの意味はわかったけれど、これはつまり、なんなんだ?」
そうですね、説明しましょう。
ミミッキングとはズバリ、≪会話時に、相手との親密度を増加させるテクニック≫のことです。

下記の会話を例にしてみましょう。

A君「あれ? B君、髪切った?」
B君「うん、昨日ね、家の近くにあるアッシュっていう“美容院でカットしてもらった”んだ」
A君「“美容院でカットしてもらった”んだね、カッコいいじゃん!」
B君「サンキュー!」

A君は、B君の発言の最後の部分(美容院でカットしてもらった)を繰り返して使っていますね。
このように、“相手の話の最後の部分を繰り返すこと”が、ミミッキングというテクニックです。

このテクニックを用いれば、相手との親密度が大きく増すというデータがでています。
(INSEARD「インシアード」という経営大学院での、人間の話し方と人間関係の親密性に関する実験より)

仲良くなりたい人(同性でも異性でも)がいるのなら、是非このテクニックを使ってみてください!

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