丸

こんにちは、青山です。

はい、二回目の講座となります。
今回、ご紹介するのは“ブーバ/キキ効果”です。
その名の通り、“聞き”慣れないですよね(あ、寒いこと言いましたね。忘れてください)。

ブーバ/キキ効果とは、心理学で言語音と図形の視覚的印象との連想について一般的に見られる関係をいうそうですね。

二つの図形があって、丸いやつとギザギザしているやつに、それぞれ名前を付けるとしたら、どちらがブーバで、どちらがキキだと思うかと聞かれると、98%の人が “丸いやつがブーバで、ギザギザしているのがキキだ”って答えるというもの(ウィキペディアを参照してもらえれば分かりやすいと思います)。

圧倒的な有意性ですね。
しかも、この結果は母国語に関係がなく、大人と子供でも変わらないそうです。
不思議ですねぇ。

でも、両者の音をパルス波で表すと、なんとなく理解できると思いますよ。
ブーバの方は長音記号(ブとバの間にある“ー”のこと)のおかげで、波長が長いんですよね。
対してキキの方は、波長が短いんですよ。

だから、波長だけが重要なのであって、それ以外を変えても結果は変わらないでしょうね。
例えば、ブーバとキキをそれぞれ“ピューパとジジ”に変えてみても同じ結果になるでしょう。

濁点とか半濁点とかに左右されることはなさそうです。
・・・まあ、だからどうしたって話ですけどね。
こんなことが分かったからって、何の役に立つのかっていったら何の役にも立ちませんよ。

ですが、アイザック・アシモフ(アメリカの作家)は、こんな名言を残しています。

人間は無用な知識が増えることで快感を感じることができる唯一の動物である

学校や職場の友人に試してみるのも面白いかもしれませんよ?

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