こんにちは、青山です。

皆さんは、“和幸”をご存知でしょうか?
とんかつ専門店のことです。
店内で食事ができるだけでなく、テイクアウトもできます。

私は最近、ほっともっとと交互に和幸へ通っています。
何故かって?
美味しいからですよ。

今回は、私のお気に入り「和幸」についてのお話です。

“さぼてん”もいいけど、私はやっぱり和幸が好きですね。
で、昨日の昼も行ったんですよ。
テイクアウトではなく、店内で食事してきました。

平日の昼はランチメニューをやっているので、お得なんです。
定番の和幸御飯なら880円ですからね(店によって値段が違います)。
しかし、その日の私は珍しくダブル和幸御飯(1,280円)を頼んじゃいました。

何がダブルなのかというと、ロースかつがダブルなんですよ。
普通の和幸御飯ならロースかつは一枚ですが、ダブル和幸御飯は二枚です。
すっごくボリューミーですよ。

たまにガッツリ食べたくなる時があるんです。
皆さんにもあるでしょ?

それでね、開店直後に意気揚々と店内に入って注文したわけですよ。
「ダブル和幸御飯ください!」ってね。
頼む前からもうテンションマックスでしたわ(笑)。

で、待たされること5、6分・・・。
「お待たせしました。ダブル和幸御飯になります」
キターーーーーー!!!

皿からはみ出さんばかりのロースかつ!
これだよこれ!
これを楽しみにしていたんだ!

「御飯、味噌汁、キャベツのお替わりはご自由に御申しつけください」
と、普段なら、そういった紋切り型の説明をし終えたら立ち去るはずの店員さんが、なかなか動かない。
いや、見られていると食べづらいのだが・・・。

そう思っていると、「お客様、お薬用に、お水をお持ちしましょうか?」と訊いてくるじゃないですか。
私、前にもブログに書いた通り、“過換気症候群”を患っていましてね。
抗不安薬を飲んでいるんですよ。

薬をテーブルの上に用意していたのですが、どうやら店員さんはそれに気付いたようですね。

予想外のセリフに戸惑いましたが、それ以上に、店員さんの思い遣りが嬉しかったですよ。
なにしろ、和幸って基本的に、客に提供されるのは水ではなく“お茶”ですから。

まあ、お茶でもいいんですけどね。
薬を飲むときには水が一番いいよっていうだけで、お茶でも問題はありません(薬にもよりますがね)。
でも、客のことを考えて水を持ってきましょうかと提案できることが凄いじゃないですか!

これなんだよなぁ。
これこそが真の“おもてなし”ですよ。
注文されたものを注文通りに提供するだけなら普通です。

普通っていうのはね、つまり、“二流”なんですわ。
お客様が本当に必要としているものは何なのかを常に考えて行動することこそが“一流”なんですよね。
この店員さんは文句なく一流です。

こんな店員さんがいる和幸も、もちろん一流ってことですよ。
いや~、まいったなぁ。
こんなことを書いてしまうと、和幸の人気が爆発してしまう。

ただでさえ人気だから混んでるのに、これ以上お客が増えてしまったら、私が通えなくなってしまうじゃないか!?

なので、皆さんは和幸に行かないでください。
・・・って、そんなこと言ったら“カリギュラ効果”(注1)で、さらに客が殺到しそうだな(苦笑)。

注1:言動を禁止されると逆にやりたくなるという心理現象。

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