こんにちは、青山です。
今回はサン=テグジュペリ 星の言葉(選・訳:齋藤孝)のレビューとなります。
「サン=テグジュペリ 星の言葉」のあらすじ
大切なものは目に見えない―――。
『星の王子さま』の作者として知られるサン=テグジュペリの名言集。星の輝きのように、優しく、そっと光をなげかけてくれる言葉たちが、淋しいとき、疲れたとき、くじけそうになったとき、いつでもそばにいてくれます。どこからでも、ページをめくってみてください。答えはいつも、ここにあります(裏表紙より)。
心にポッと星が灯る
過日、メンタリストのDaiGoさんがYouTubeにアップしていた動画のタイトルに衝撃が走りました。
≪ちょっと読むだけでも頭が良くなる本がこちら≫
こいつは大変だ!
観るしかない!
そして、動画を観た私は、頭が良くなる本が何なのかを知りました。
それは“ポエム”や“ちょっと難しい名言集”だということです。
頭の良さと言っても、一番重要なのは柔軟性らしいですね。
で、これは鍛えられるそうです。
どうすれば鍛えられるかといえば、ポエムや名言集を読めばいいということだそうです。
端的に言えば、すんなりと理解できる文章よりも、自分なりの解釈が必要な文章を読めばいいってことですね。
なるほど。
ということは、金子みすゞとか中原中也とかのポエムでもいいのでしょうな。
色々ありますから、皆さんの好みに合うものを探してみてください。
ちなみに、本書は私のお勧めです。
サン=テグジュペリの文章って温かいんですよ。
訳者に負うところも大きいでしょうけどね。
齋藤孝さんはサン=テグジュペリに寄り添った翻訳をしてくれていると感じます。
ホントね、心にポッと星が灯るようですよ。
では、本書の中から私のお気に入りの名言を5つピックアップしましょう。
≪空理空論を論じてなんになる? すべてが証明可能ならば、すべては反証可能だとも言える≫
≪真理とは発見するのではない。創造するのだ≫
≪脱出はどこへも人を導くことはない≫
≪君がそのバラのために使った時間が、君のバラをそんなにも大切なものにしているんだ≫
≪星が光って見えるのは、誰もがいつか、じぶんの星に帰っていけるためなのかなあ≫
正直、5つに絞るのってキツイですよ。
なんなら本書の中身を全て紹介したいくらいです。
それぐらい、素晴らしい名言ばかりですからね。
本書を読めば心が温かくなって頭も良くなるというのですから一石二鳥・・・いや、確実にそれ以上ですね。
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